骨盤と股関節

骨盤…テレビ・ネット・本で目にするからイヤと言うほど知っていると思います。
そもそも、骨盤という骨がある訳ではなく、まとめて”骨盤”って言います!
今まで整体・整骨院・エステ・マッサージ店などで「骨盤が開いてます」「骨盤が閉じてます」と言われた経験ある方は多いではないでしょうか。
なぜ骨盤が開いてる・閉じてるが分かるの? どうやって開くの?閉じるの? 整えたのになんで崩れちゃうの?
などなど、考えた事はありますか?。。。きっとあるはず!

骨盤ってそんなに開いたり閉じたりするの?

って凄く疑問に思います。
“仙骨”も知っている方は多いと思いますが、この仙骨と骨盤の隙間がマチマチでして1mm~2mmという所もあれば2mm~3mmだったり、3mm~5mm動くと言われています。
昔は「仙骨は絶対動かない」と言われていたぐらい判らなかったって事なんでしょう。
数ミリ動くこの幅を開いてる・閉じてるって触診でわかるのでしょうか…
施術を受けている時に何度か質問してみましたが、明確な答えが出ませんでした。
数ミリなので、ハッキリわからない点が多いと思います。
ハッキリしない骨盤の開き・閉じですが簡単に言うと、骨盤の前後位置・股関節の位置関係にあります。
たった数ミリなので、開く閉じるが触った所で明確にわかる事は…最難関と思います。

レベルを知ろう

レベル1
正しい姿勢で立っているとお尻に力が入ることを言います。
レベル2
それは、猫背で立つとわかりますが、お尻に力が入らないことを言います。
レベル3
分かりやすく言うと、緩んでる事を言います。
そうすると、お尻は全開に開いてしまいますね。
この状態では足腰に力が入らないのでとても不安定になり、転んだり・くじいたりとケガの原因になるので要注意です!
脚の開きで見る方法もありますが、脚の開きで本当にわかるのかと…勉強し、教わって色々と考えが変わりました。
逆に、数ミリぐらい動かないと、足からの衝撃を逃がせないですよね。
なので、深く考えるのを止めてみました(笑)
歪むというのも、骨盤が勝手に歪むわけではなく、足から歪んでいきます。
骨盤はとても大切な部分で、正しくケアすると腰痛症状や膝などの症状が軽減され、代謝も上がり自然と痩せやすい身体の近道に♡
しかも!精神面に大変よく、ストレスに負けない身体へ導きポジティブ思考にもなるので内臓もよく働いてくれるようになるといういい事だらけなんです!

ケアをしよう

ケアと言ってもどんな??って感じですよね!
骨盤は骨です!
骨だけではどう頑張っても動けません。
周りの筋肉で動いているので、関わっている筋肉達をほぐしてからストレッチしたり、ほぐしてから鍛えないといけません。
骨盤を整えたとしても骨盤に関わっている筋肉達を正しく動けるようにしてあげないと意味がない!
それには、正しい姿勢を利用して余計な力を抜くのが一番理想的なことです。
では、骨盤って他に何が付きますか?
そう! 股関節ですよね!
脚の元は股関節になっていますが、股関節がハマっているのが骨盤です!
では、股関節と骨盤の関係を見てみましょう!

股関節

股関節がハマっているのが赤い部分です。
歩くときはどのような動きをするでしょう?
1つの動きではないですよね。
股関節が動いて骨盤が動きますが、股関節はどんな動きをする??
考えてみた事ありましたか??
昔の私は深く考えていませんでした。
ですが、学んでいくにつれ「こんなにも大切な場所なんだ」って事を改めましたね。

股関節は上下・左右・前後・斜めに動きますよね?
股関節はボールジョイントのような役割です!

ジョイント

解らない方は、ネットでボールジョイントの動画を見て下さい
こう考えると分かりやすいと思いますが、円滑に上下左右、斜め方向とあらゆる角度で動きます。
本来は結構な可動域なんですね!

でも、骨盤は?

そう! 
そんなに動かないの!
ピンクの印がある所に関節があるけど、数ミリ程度しか動かないので基本的にあまり稼動しません!

骨盤の関節部

股関節の動きと背骨の動き、肩甲骨の動きで人の可動域が決まります。
骨盤の動きは、股関節からの動きで上下左右に動きます。
動きを知ると面白いですね!
知れば知るほど、股関節の役割がどれだけ偉大なのかが伝わると思います。
脚の開きでも…って書いた途中で止めちゃいましたが、写真のように仰向けで踵を合わせて力を抜いた状態の足の開きをみても、骨盤の状態よりも股関節の状態を見る事になるんです。

足の開き

よく、写真のような事を言われることが多いと思いますが…(私も以前はこのやり方をしていました)
色々と学び、体験してからは「正しく学んでセルフケアしていけば問題ないんだなぁ~」って確信しました。

 ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 読んでくれてアリガトウ