脚

脚と言っても足首~太ももまでの広い範囲になりますね!
脚の向きは足の状態で決まり、O脚になっている方は浮き足・外反母趾の方が多く、さらには骨盤が後傾していますが…椅子に浅く座り、もたれかかっていませんか?
そうすると、骨盤が後傾してしまうので更にO脚になってしまいますΣ(T□T)
浮き足や外反母趾の方は足底が不安定になり、無理に身体がバランスを取ろうとするのでO脚になり、X脚になっている方は骨盤が前傾しているのに加えて、やはり浮き指、外反母趾の方が多いですね。 このような状態をそのままにしておくと、スネが張る・むくみ・膝痛が出てきます。 自分でも思い当たる事でしたが、今はむくみだけ敵です!
骨盤を整えていくと、むくみが改善された!という方は多いですがホルモンの関係か、ある条件の時だけはむくんでしまいま。
女性は年齢と共にむくみやすくなるので特に気を付けたいですね。男性もむくみを感じる方が多いので辛いと思いますが、骨盤を整えてむくみとバイバイしましょう♪

サイン

脚の歪みは身体のサインです。
膝のお話をしたいと思いますが、“オスグッド”をご存知でしょうか。 正式名は”オスグッド・シュラッター病” 思春期の男児に多くみられる膝下の痛みで、発症した子供の90%以上がスポーツをしているといわれ、スポーツ障害と呼ばれることもあります。お皿の下の骨が徐々に突出してきて、運動のときや正座をするとき強い痛みが起こり、 赤く腫れて熱を持ったりすることもあります。運動を数日休むと痛みがなくなりますが、開始すると痛みは再発します。成長期の少年に多くみられるため「成長痛」と診断されることがありますが、そうとも限りません。

痛みの問題は?

スポーツによって太ももの筋肉が緊張して硬くなっていることと、成長期の子供は膝下の脛骨粗面がまだ軟骨で弱いことにあります。 成長期を過ぎた年齢でも、オスグッド病に悩む方は多いですから困りますね(;´Д`A
大腿四頭筋(太ももの筋肉)は、膝蓋骨(お皿の骨)を通り、膝蓋靭帯となって、脛骨(すねの骨)にくっつく部分を脛骨粗面と言います。大人になると脛骨粗面は硬い骨ですが、成長期の子供は成長軟骨という柔らかい組織でできています。スポーツをする子供は大腿四頭筋(太ももの筋肉)が緊張し硬くなってしまい、硬く張った状態でジャンプやランニングなど膝を曲げ伸ばしするたびに膝蓋靭帯が引っぱる作業が続くので脛骨粗面に負担が増してきます。すると、まだ柔らかい成長軟骨が裂けて浮きあがって脛骨粗面(膝下)が膨らんだようになり、痛みや腫れの症状が出てくるので硬い身体になってしまう時期でもあるんですね。
膝1
成長期は、急激に身長が伸びても骨は急成長しますが、残念ながら筋肉や腱などの軟部組織は同じように成長しません。

アイシングと電気治療は?

痛いからといって患部を冷やす(アイシング)のは最適とは言えません。
炎症による痛みを一時的に軽減することはありますが、血行を阻害して治りを遅らせることになり、電気治療はほとんど効果がなく強い刺激は症状を悪化させる可能性があります。
また、オスグットの原因が筋肉の緊張なので手術では治せないそうです。
激しいスポーツは膝を曲げたり、膝に体重をかけたりするので特に注意が必要で、膝下に痛みが出たらしばらく運動を休みましょう。
成長軟骨が剥離していると、歩くだけでも痛みがあります。
人によっては、衣服の布が膝下にあたるだけで激痛があるんですって!(;□;`)
半月板や関節軟骨が損傷されると修復は非常に難しく、放置した場合には将来的に変形性膝関節症が発症することも証明されています。

“変形性膝関節症”

加齢による老化現象で、膝関節の軟骨がすり減ったことによる変形性膝関節症などが考えられており、膝痛は骨と骨が均等に軟骨を滑らない為、片側だけがすり減り炎症が起きて痛みが出ます。図にある、“関節包”の内側を守っている“滑膜”という膜にも炎症がおこってしまうと“関節液”がたくさん出てしまい溜るようになってしまうんですね。
膝2
しかも、たくさん作られた関節液は通常とは組成が違うので他の軟骨にも悪さをしてしまいます。よく、水を抜くとクセになる…と言わてますよね?
ですが、これは逆で抜かないとクセになってしまうそうですよ!
異常に貯まった関節液は汚い関節液で軟骨にもよくないので抜いたほうが体に優しいんですって❀
しかも!水が貯まったままだとそれ自体が関節の動きを制限して痛みが出たりもします。水を抜いた後は関節内の滑膜の炎症を和らげるためにステロイドやヒアルロン酸を注入したりしますが、あまり長く続けていると逆に悪影響になり感染の原因になるともあるそうなので要注意!
掛かりつけの病院では、ヒアルロン酸を注射するみたいです。関節液の役割である関節軟骨の表面を保護することや、軟骨の栄養を補うことでこれ以上壊されるのを防ぐのに周1回の注射を、約5回ぐらい続けることで関節軟骨の表面を保護し、傷が治ってきて水が貯まらなくなってくるんですって。膝に注射は痛そう(>ェ<;
まだ経験はないのですが、抜かないでいる方がもっと痛いので辛いそうです。
なるべくは注射など避けたいですよね。このように症状は様々でも、痛みのある部分には共通点があります。痛みのある部分では、必ず筋力低下を起こしています。この筋力低下を起こす事で関節が不安定になり、痛みを引き起こしています。今からでも遅くはないので、姿勢を正して膝関節を正しい位置へ運んであげましょう!

ストレッチでセルフケア

※ストレッチをしても、正しい姿勢ができていないと効果は半減してしまいますのでお忘れなく!
ハムストリングスが原因で、膝が回旋している場合もあるので確認してみましょう!
意外にも、この筋肉は使われていない方が多く、硬くなってしまいがちです。膝下の骨がお皿から見て内側か外側かで施術方法も変わってきますよ。ストレッチ等で日頃から太ももの裏と表を緩めてあげて、膝の痛みが強い時は重い物を無理に持ったり負担をなるべく避け、正座や和式のトイレも避けましょう。
膝3

もっとも大切な事は太もものストレッチをしてから筋肉をつけ、膝を伸ばす運動やサイクリングマシン・正しいウォーキングです。痛みが強いときは無理はしないで下さい。お風呂などでのマッサージもとても効果があるので、大切な膝を優しくケアして一生歩ける足腰を目指しましょう!

ハムストリングスのストレッチ

ストレッチって、わかっているけど意外にやらない項目ですよね(;´∀`)
ストレッチのパターンはいくつもあり、身体の固さ、体調などで組み合わせを変えていきます。例えば、キープアップクラスなら1人ひとりの身体の固さと体調で変えていき無理なくストレッチを行います。無理に伸ばさず、自分のペースでやりましょう☆
デスクワークでも簡単にできるので、赤丸から説明します。

①浅く椅子に座ります

膝を伸ばして、しっかり爪先を上に向けます
膝4

②背筋を伸ばして両手で足先を掴んでゆっくり伸ばします

さて次は、紫丸の説明をしましょう

即効性がある、その名も“ジャックナイフ”ストレッチ!

①しゃがんで、足首を持ちます
太ももとお腹をくっつけます
膝5
②でも、太ももとお腹を離さないようにしましょう

②頭は下げたままで
膝は無理に伸ばしきらないで!
肘で膝をロックさせて、伸ばしきらないようにしましょう
お尻を上にアゲアゲ~って感じで伸ばしていきます。

これが初めは痛くて嫌だと思いますが、慣れてくると気持ちいいですよ!
私はこの骨盤矯正とストレッチ&ジャックナイフで腰痛がなくなりました!

٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 読んでくれてアリガトウ