あまり動かなかったり、動いていても姿勢が悪いせいで筋ポンプの働きが悪くなります。
そのせいで、血流が悪くなり下に溜った血液が上に戻れない場合などの、代表的な症状が”浮腫”です。
運動不足や骨盤力の低下で姿勢が悪くなり、足のグリップ力が衰えてしまっている人には自覚する症状ではないでしょうか (´ε`;)
グリップについては、順を追ってお話したいと思うので、後程ご紹介します。
例えば、足や手の静脈が何等かの原因で詰まったとしましょう。…嫌ですけどね。
そうなると当然、静脈に流れ込む毛細血管の圧が上昇してしまい、静脈の詰まった足や手だけ浮腫むことになりますよね。
…浮腫って??
血液の循環を調節している心臓の働きが低下し(心不全)、毛細血管の血液が正常に心臓に戻れない場合、毛細血管の圧が上昇して血管の中の水分が外に滲み出てしまい浮腫がでます。
たまに浮腫みを感じない方もいますが羨ましいですね~!
心臓は、全身の血液の循環を調節しているので、心不全の時には全身に浮腫がでます。
浮腫って、簡単に考えてしまいますが病気のサインもあるので注意が必要ですよ!
代表的な病気をあげていきますが、他にも色々あるので浮腫…されど浮腫です!
・ネフロ-ゼ症候群(尿に蛋白質がたくさん流れる)
・肝硬変(肝臓で蛋白質の産生が低下する)
これらは、全身の浮腫が現れます。
肝硬変の場合、肝臓に流れ込む門脈という静脈の圧が上昇し、特にお腹に水がたまりやすくなり、腹水と呼ばれる症状にもなります。
・下肢静脈瘤
膝裏やふくらはぎなどに見られる血管が膨れてぐにょぐにょしてしまう症状は知っていますか?
これは脚のポンプが弱く、血管の中にある弁が機能を失ってしまったからなんです。
しかも、この弁は壊れてしまうと再生してくれません(__|||)
日頃から姿勢を正す意識を持ち、ストレッチや運動などして動かないと血流が悪くなりますよ~。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 読んでくれてアリガトウ